似合うメガネの選び方

顔型別に似合うメガネフレームの選び方を説明する図
メガネの選び方|顔型・フレームサイズ・PDの基本をやさしく解説

メガネの選び方ガイド

メガネの選び方|顔の形・サイズ・黒目の位置で失敗しないコツ

「どのフレームが自分に似合うのかわからない」「通販で買うときのサイズが不安」そんなときに見る基本のチェックリストです。

1. まずは「基本バランス」を押さえる

顔に対してメガネの縦幅が3分の1程度の例

フレーム縦幅は顔の縦の約1/3が目安

メガネは「大きすぎる」「小さすぎる」で似合わなく見えます。まずはこの3点を意識すると失敗しにくくなります。

  • 縦幅:眉からあごまでの約3分の1が目安
  • 眉のライン:フレーム上部と眉のラインが平行だと顔になじみやすい
  • 顔幅:顔幅とフレーム幅がほぼ同じか、少し小さめ

※このあと出てくる「顔型×フレームの形」でさらに似合わせます。

2. フレームサイズの確認ポイント

オンラインでメガネを買うときに一番不安なのがサイズです。下のようなサイズ例を参考に、今使っているメガネに近いものを選ぶと失敗しにくくなります。

メガネフレームのサイズ表記の見方

サイズ表示は、フレームのテンプル(つる)の内側に「52□17-140」のように記載されていることが多いです。モデルにより表記が異なる場合があります。

3. 黒目がレンズの中心付近にくるかチェック

黒目がレンズの中央にある正しいメガネのかけ方の例

メガネは黒目がレンズの中心に近いほどバランスがよく、度数が強い方は仕上がりもきれいになります。

黒目が左右どちらかに寄って見える場合は、フレーム幅が合っていない可能性があります。

PD(瞳孔間距離)の測り方はこちら

4. 避けたいNGバランス

下のような状態だと「メガネが似合わない」と感じやすくなります。写真と比べてみてください。

フレーム幅が狭く目が離れて見えるNG例

フレーム幅が狭いと目が離れて見えます

フレーム幅が広く目が寄って見えるNG例

広すぎると逆に目が寄って見えることも

眉のラインとフレームが合っていないNG例

眉の角度とフレーム上部が合っていないと違和感が出やすいです

5. 顔の形にあうフレームを選ぶ

輪郭とまったく同じ形のフレームを選ぶと輪郭が強調されます。「顔の形と少し違う形」を選ぶとバランスがとりやすくなります。

顔の形とメガネの形の対応表
  • 丸顔:シャープなスクエア・ウェリントン・ナイロールで引き締め
  • 四角顔:やわらかいオーバル・ボストン・ラウンドで角を和らげる
  • 面長:縦幅のあるウェリントン・ボストンで重心を下げる
  • 逆三角:丸みのあるボストン・オーバル、または主張の弱いナイロール

さまざまなフレームをかけたイメージ

「自分はメガネが似合わない」と思っている方も、顔型に合ったフレームに変えるだけで印象がガラッと変わります。

本記事の内容は一般的なフィッティングの目安です。実際の度数・装用感は店舗でのフィッティングをおすすめします。
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