PDの測り方

定規を使ったPD(瞳孔間距離)の測り方を説明する図

PD(瞳孔間距離)とは?メガネを自分に合わせるための大事な数値

「メガネをネットで注文したいけどPDがわからない…」という方向けの解説です。ここでは PDとは何か・自分での測り方・注意点をまとめています。

PD(ピー・ディー)=瞳孔間距離とは、右目の瞳孔の中心から左目の瞳孔の中心までの距離のことです。
メガネのレンズには「いちばんよく見える位置(光学中心)」があり、この位置があなたの瞳の正面にくるようにレンズを加工します。
そのためPDが分かっていると、かけたときに見え方が自然で疲れにくいメガネになります。

PDの測り方(自分で測る場合)

定規と鏡を使ったPD(瞳孔間距離)の測り方

1. 鏡の正面にまっすぐ立ちます。できれば姿見など大きめの鏡がベストです。
2. 目の上に定規を水平にあてます。0mmの位置をどちらかの瞳孔の中心に合わせます。
3. 反対側の瞳孔の中心が何mmかを読み取ります。これがPDです。

・定規は「0(ゼロ)」が明確なものを使ってください。
・2~3回測って同じ数値になったものを採用すると安心です。
・ご家族などに正面から測ってもらうと、より正確なPDになります。
・左右で差がある場合は「右PD / 左PD」の形で記録しておきましょう。

なぜPDが大事なのか

度付きメガネでは、レンズの光学中心とあなたの瞳の位置がズレると、違和感や疲れ・見えにくさにつながります。
オンラインで注文する場合でも、このPDを一緒に送っておくと、ショップ側であなたの目の位置に合わせてレンズを加工できます。

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PDでよくある質問

Q. PDは平均値で代用してもいいですか?

A. 可能な場合もありますが、度数が強い方・遠近両用を作る方は必ず実測をおすすめします。

Q. メガネ屋さんで測ってもらったPDをそのまま使っていいですか?

A. はい。お店でもらった数値が一番正確なので、その値を注文時に入力してください。

Q. スマホで撮って測るアプリでも大丈夫?

A. 大まかな目安にはなります。mm単位での精度が必要なときは、鏡+定規 or 店舗計測が安心です。

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