偏光レンズ

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度なしで選べる高性能偏光レンズ「RARTS(アーツ)」とは?

当店で「度なし」を選んでいただいた場合、フィッシングやドライブなどの屋外シーンでも快適に使える 高性能偏光レンズ RARTS(アーツ) をご案内しています。ここでは、偏光レンズの基本とRARTSが他の偏光レンズと何が違うのかをわかりやすくまとめました。

◆ 偏光レンズとは(基本)

偏光レンズは、路面・水面・雪面・車のフロントガラスなどからのまぶしい反射光(ギラつき)だけをカットし、 必要な光を通すように設計されたサングラス用レンズです。普通のカラーレンズと違って「眩しさを減らしながら、視界をクリアにする」のが特徴です。

◆ 偏光レンズの仕組みと原理

太陽光などの自然光は、さまざまな方向に振動する光が混ざっています。ところが、水平な場所で反射した光は、 1方向に偏った「偏光」と呼ばれるまぶしい光になり、これが水面やガラスでギラっと見える正体です。

偏光レンズの中には 偏光フィルム が入っていて、このフィルムが 特定の向きの光だけを通し、ほかの向きの光をブロックします。結果として、反射だけがスッと消え、コントラストが高い見やすい視界になります。

RARTSの偏光メカニズム図

RARTSの偏光メカニズム(イメージ)

◆ 偏光レンズが活きるシーン

偏光レンズは次のようなシーンで特に効果を発揮します。

  • 釣り … 水面の反射が消え、中の様子が見やすくなる
  • スキー・スノーボード … 雪面のギラつきが減り、凹凸がわかりやすくなる
  • ゴルフ … ボールや芝の見え方が安定する
  • ドライブ … 対向車やフロントガラスの反射を抑えて、長時間でも目がラク

つまり、「まぶしい・見にくい」を減らして「色・コントラスト」を高めるのが偏光レンズのいちばんのメリットです。

◆ RARTS(アーツ)が選ばれる理由

一般的な偏光レンズは、長時間の強い日差しや高温にさらされると、内部の偏光フィルムが劣化して性能が落ちることがありました。 特に釣りやマリンスポーツのような過酷な屋外シーンではこの弱点が目立ちます。

RARTS(アーツ)は、この弱点を補うために 偏光フィルムとレンズ基材を耐熱性・耐衝撃性に優れた素材から厳選し、 さらに表面には熱に強いコーティングや撥水コーティングを施しています。これにより、 「偏光性能はそのままに、耐久性を高める」ことに成功しました。

過酷なフィッシングシーンでも性能が長く続くように作られているので、アウトドア用途での「度なしサングラス」にもぴったりです。

◆ プレミアム素材を使ったラインナップ

RARTSでは、三井化学株式会社の光学材料 「MR™」シリーズ の中から、 耐熱性・耐衝撃性・染色性・加工性・偏光フィルムとの密着性に優れた材料を採用しています。

そのため、従来の偏光レンズでは難しかった ナイロールフレーム(下リムだけのタイプ)やツーポイント(ふちなし)フレーム にも対応することができます。

さらに、MR-174™材を使った 「RARTS 74」=屈折率1.74の超薄型偏光レンズ もあり、 度付き偏光レンズでも仕上がりを薄く抑えられるのが大きな特徴です。

参照:RARTS公式サイト

よくある質問

Q. 普通のカラーサングラスと何が違いますか?

A. 普通のカラーレンズは「暗くする」だけですが、偏光レンズは「反射だけを減らす」ので、水面やガラスの中が見えやすくなります。

Q. 度つきでもRARTSは使えますか?

A. はい。RARTS 74など、薄く仕上がる偏光レンズも用意されているため、度付きでも対応が可能です(フレーム・度数によって変わります)。

Q. 海や炎天下で使っても大丈夫ですか?

A. RARTSは耐熱性・耐久性を高めるコーティングをしているので、一般的な偏光レンズよりも長く性能を維持しやすくなっています。

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